☆岩松了
「溜息に似た言葉 セリフで読み解く名作」
☆岩松了
「溜息に似た言葉 セリフで読み解く名作」
2009年8月31日
☆中村紋子 写真担当本です。
劇作家の岩松了さんの文章に、若手の5人の写真家が写真をつけ、対談をするというものです。
書名●『溜息に似た言葉 セリフで読み解く名作』
著者●岩松了
写真●中村 紋子 , 高橋 宗正 , インベ カヲリ★ , 土屋 文護 , 石
井 麻木
出版社●ポット出版
定価●2,200円+税
発売日●9月4日(金)
判型●四六変型(173×128mm)・上製
頁数●192P
ISBN978-4-7808-0133-0 C0095
【著者プロフィール】
岩松了(いわまつ・りょう)
劇作家、演出家、俳優。1952年長崎県生まれ。自由劇場、東京乾電池を経て「竹
中直人の会」「タ・マニネ公演」等、様々なプロデュース公演で活動する。1989
年『蒲団と達磨』で岸田國士戯曲賞、1994年『こわれゆく男』『鳩を飼う姉妹』
で紀伊國屋演劇賞個人賞、1998年『テレビ・デイズ』で読売文学賞、映画『東京
日和』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。主な著書『食卓で会いましょ
う』、『私立探偵濱マイクシナリオ・上下』、『シブヤから遠く離れて』、『船
上のピクニック』他多数。
内容紹介
「御縁でもってまた一緒になろう」
──川端康成『雪国』より
文学作品に書かれたセリフの一言を
劇作家・岩松了が読み解き、
名作の世界を5人の若手写真家が写す。
2005年~2008年に『Domani』(小学館)で連載されたコラム「溜息に似た言葉」の単行本化。
書下し『グレート・ギャツビー』の回と、5人の若手写真家による写真40点、
岩松了と若手写真家との対談から生まれた人物エッセイ「写真家の言葉」5本を追加収録。
◎いただいたコメント
騙されたり、信じたり。泣いたり、笑ったり。傷付いたり、許されたり。
言葉って、この世で一番色っぽくて危険なものなのかもしれない。
恋をしている若者も、倦怠期を迎えたご夫婦も、
この「溜め息に似た言葉」の中に、身に覚えのある瞬間を見つけるはずだ。
──小泉今日子
岩松さんの前では、すべての言葉が全裸にされます。
なので
僕は岩松さんの前では<無口な男>を演じ続けています。
──リリー・フランキー